初めて年賀状を書いたのは小学生の頃でした。
年賀はがきに絵を描いて色を塗ったり、友達が喜んでくれたらいいなと心を弾ませながら書いたものです。

元旦の朝になると、バイクの音に敏感になりポストの穴を覗き込んでいました。
年賀状が友達から届くと嬉しかったです。

友達からの年賀状で一番心に残っているのが「おもちを食べ過ぎないでね」とメッセージがあり
網の上で焼かれているお餅の絵がとても滑稽で印象的でした。
30年以上経った今でも、友人とは年賀状のやり取りをしています。
遠方に住んでおり、お互い結婚して子供もいるので会えないしメールのやり取りも頻繁にはしていません。

でも一年に一度友人の子供の写真入り年賀状が届くと、遠くに居ても近い存在に思えるのです。

昭和から平成にかわり、コミュニケーションをとる手段も広がりました。
固定電話、ポケベル、携帯電話でのメールやラインやツイッターなどのSNS、
文字さえ打てば簡単にコミュニケーションがはかれる時代です。

その分、年賀状を書く人も減少しているでしょう。

実際の所、年賀状をくれなくなった友人もいます。
寂しいなと思うのですが、仕方ないと諦めました。

今では、本当に親しい友人しか年賀状を書きません。
親戚にも書いていましたが冠婚葬祭以外、顔を会わすことがないからです。
上辺だけの年賀状はあまり嬉しくないものです。

年賀状への思いは、年を重ねるにつれ変化し続けています。